スプリットはすべき?スプリットの基礎戦略
ソフトハンドとハードハンドの基本的な戦略をマスターしたら、スプリット、ダブルダウンという別の戦術オプションも使ってみたくなると思います(笑)
結論としては、スプリットは活用すべきです。
というのも、ベーシックストラテジー通りにスプリットすることにより、カジノ側の収益率を0.5%程度押し下げることができるからです。
これは、ダブルダウンの次に強力なプレイヤーにとっての戦術になります。
ペアカードのベーシックストラテジー表
スプリットも10点のカードは30%を占めるため、次引くカードは10とすることを前提とした戦術になっています。
また、以下では特に効果が高い部分のみ解説したいと思います。
Aと8のペアは、つねにスプリットする
エースをスプリットする理由は簡単で、それぞれのエースが10点のカード引けば、21点になるからです。
ちなみに、この場合はブラックジャックではなく、21点と見なされます。ブラックジャックとは、最初の2枚のカードできたときだけです。
また、8のペアをスプリットするのは、合計して16点になる手が、ブラックジャックでは最悪であるという考え方もあるほど、16点の手は弱いものの、スプリットすればかなり期待値が改善されるためです。
ちなみに、自分の手が16でディーラーのアップカードが6の時の期待収益率はマイナス18%です。(つまりとても弱い・・・)
これに対し、スプリットすれば、両方の手でプラス16%以上の収益率を期待できるようになります。(+32%の収益率改善)
つまり、このスプリットによって非常に弱い手を2つの強い手に変えることができます。
プレイヤーの同じ8のペアに対し、ディーラーが10の場合はどうでしょう。
この場合、16のままでスタンドすれば期待収益率はマイナス50.8%です。
これに対し、スプリットすればそれぞれの手の期待収益率は、マイナス25.1%になります。(+25.7%の収益率改善)
スプリットすれば賭け金が2倍になることを考慮してもスプリットした方が有利なことがわかります。
正直そのほかのスプリットは、効果率的には低いので、ハードハンド時と一緒の賭け方でも大差ないですが、少しでも勝率を上げたい方はぜひスプリットもマスターしてみてください♪
ブラックジャックのベーシックストラテジー表
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