アメリカンルーレットとヨーロピアンルーレットの違いとは?どっちが有利?
ルーレットには、大きく以下の2種類に分けられます。
- アメリカンルーレット
- ヨーロピアンルーレット
結論としては、賭ける数字が少ないヨーロピアンルーレットが有利になってきます。
両者の違いは「00」の有無で、アメリカンルーレットでは36個の数字と「0」と「00」の38個の数字に賭けますが、ヨーロピアンルーレットでは「00」が無く37個の数字に賭けることになります。
ルーレットの種類 |
「00」有り無し |
賭ける数字 |
---|---|---|
アメリカン |
「00」有り |
38個 |
ヨーロピアン |
「00」無し |
37個 |
アメリカンルーレットとヨーロピアンルーレットの期待値の比較
ルーレットの種類 |
期待値(ペイアウト率) |
控除率(ハウスエッジ) |
---|---|---|
アメリカン |
94.74% |
5.26% |
ヨーロピアン |
97.29% |
2.71% |
期待値の計算方法(どの賭け方をしても同じ)
ルーレットは色んな賭け方がありますが、どのような賭け方をしても期待値(還元率)は同じです。以下で具体的にみていきます。
赤黒賭けの場合
ヨーロピアンルーレットには、1〜36までの数字と、「0」の合計37個の数字が書かれています。
このうち、18個が赤色、もう18個が黒色、そして「0」は緑色です。
たとえば、黒に1,000円かけた場合、当たる確率は18/37となります。
この場合の期待値(還元率)は、
- 1,000円×2倍(配当倍率)×18/37=972.9円
ということで、期待値は97.29%となります。
数字1点賭け
また、「3」に1,000円を一点賭けをした場合、当たる確率は1/37となります。
この場合の期待値は、
- 1,000円×36倍(配当倍率)×1/37=972.9円
数字範囲賭けの場合
ちなみに、もし「1〜12」「13〜24」「25〜36」の中の「13〜24」に1,000円を賭けた場合、
いわゆるダズンベット場合の期待値は、
- 1,000円×3倍(配当倍率)×12/37=972.9円
となり、結局、どんなかけ方をしても期待値(還元率)は97.29%になるのです。
まとめ
ということで、有利不利的に言えば、ヨーロピアンルール採用のルーレットで賭けるようにして、賭け方はどう賭けても還元率は変わらないためお好みでという形になります。
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