バカラの基本戦略(セオリー)
結論としては、タイには賭けず、バンカーに賭けよう!となります。
「PLAYER」、「BANKER」、「TIE」の出現確率
まず計算条件として、一般的なバカラで使用される8Deckを条件に計算します。
8Deckとはジョーカーを除いたトランプ52枚を1セット(1Deck)とし、8セット(8Deck)のトランプを使用するということです。
「バンカー」に賭けた場合の控除率
結果 |
配当 |
出現確率 |
期待値 |
---|---|---|---|
バンカーの勝ち |
0.95 |
0.458597 |
0.435668 |
プレイヤーの勝ち |
-1 |
0.446247 |
-0.446247 |
タイ |
0 |
0.095156 |
0 |
控除率(ハウスエッジ) |
-0.010579 |
「プレイヤー」に賭けた場合の控除率
結果 |
配当 |
出現確率 |
期待値 |
---|---|---|---|
バンカーの勝ち |
-1 |
0.458597 |
-0.458597 |
プレイヤーの勝ち |
1 |
0.446247 |
0.446247 |
タイ |
0 |
0.095156 |
0 |
控除率(ハウスエッジ) |
-0.012351 |
「タイ」に賭けた場合の控除率
結果 |
配当 |
出現確率 |
期待値 |
---|---|---|---|
バンカーの勝ち |
-1 |
0.458597 |
-0.458597 |
プレイヤーの勝ち |
-1 |
0.446247 |
-0.446247 |
タイ |
8 |
0.095156 |
0.761248 |
控除率(ハウスエッジ) |
-0.143596 |
控除率を確率に置き換えると・・・
- バンカーの勝ち:-1.06%
- プレイヤーの勝ち:-1.24%
- TIE(タイ):-14.36%
となります。
この数字の意味は、賭け金に対して平均的に失う金額の割合を表したものです。
毎回1,000円ずつBANKERに賭けるとしたら約10.6円を毎回平均的に損失することになり、TIEに毎回1,000円賭けると毎回144円失っていく計算となります。
ちなみに還元率で表現すると以下になります。
賭け方 | 勝率 | 還元率 |
---|---|---|
バンカー(Banker) | 45.86% | 98.94% |
プレイヤー(Player) | 44.62% | 98.76% |
タイ(Tie) | 9.51% | 85.64% |
バカラの基本戦略
ハウスエッジを考えた場合、PLAYERよりもBANKERに賭ける方がハウスエッジが小さいため理論的にはBANKERに賭ける方が僅かに有利となります。
しかしあまりにも差が小さいため、実際にはプレイする際は気にするほどのものではありません。ただどうしても迷った時にBANKERに賭けることは確率的に「最善」の選択と言えるでしょう。
ちなみにですが、私の友人の中には「絶対バンカー!」という人もいます。彼はデイトレーダーです(笑
明らかに不利な賭け方はTIEに賭けることだということは結果を見ればよくお分かり頂けると思います。それにプレイヤーかバンカーに賭けていた場合にTIEが出たとしても「カジノの総取り」にはならず、賭け金は100%しっかりと戻ってきます。
このようにバカラにおいての「戦略」について一つ挙げるとしたら、「TIE(引き分け)」には絶対に賭けず、必ず「BANKER」か「PLAYER」に賭けるということです。
自分の予想がことごとく裏目に出て、BANKER、PLAYERのどちらも選べなくなったときは、すがる思いで「TIE」に賭けてしまいがちですが、確率的に考えると絶対的に不利だということを覚えておきましょう。
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