競輪の管轄庁は「経済産業省」
※運営図
- 参照：経済産業省HP http://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/mono/keirin_autorace/pdf/keirin_seido.pdf
競技施工者は地方自治体としていますが、あくまで管轄は「経済産業省」です。
要するに競輪事業は、経済産業省の天下り先となります。
競輪事業の運営実施団体と関連団体
↑画像の運営図からまとめると、
- 地方公共団体
- （財）JKA
- （財）日本自転車競技会
- 機械振興
- 公益増進
と色々な団体が絡んでいますが、中でも（財）JKAが中心団体です。
（財）JKAの役職名簿
関連団体の役職と兼任の人もいます。この辺はどの管轄庁も同じですね。
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- 参照：（財）JKAのHP http://www.keirin-autorace.or.jp/work/report.html
（財）JKAの役員報酬額の規定
- 参照：JKAのHP http://www.keirin-autorace.or.jp/regulation/zaidan/houshuu.html
月額82万〜132万円（年収換算984万〜1,584万円）とそんなに多くない印象ですが、他関連団体と兼任しているので「×2〜5倍」といったところでしょうか。
そして、実務自体は一般応募（とはいってもほとんどコネ）の職員がしているので、役職の人達はほとんど何もしていません。月１回なんらかの会議しているぐらいで、よく雑誌には「昼中お妾と旅行やゴルフ三昧」なんて言われています。
あと忘れてはならないのが、10数年役職を続け、最後に退職金がどばっと出ます。
自転車関係団体
「関係団体」。いわゆる外注先ですね。実際に運営実務を行っている会社や団体を指します。これら団体は独占企業なので、受注価額には競争が無く割高です。
こんなにあります。そして、各会社の役員や役職の人たちは「元経済産業省」であることが容易に想像できます。
- サイクルテレホン事務センター
- (一財)全国競輪選手共済会
- （一財）自転車産業振興協会
- （公財）日本サイクリング協会
- (公財)車両競技公益資金記念財団
- (一財)日本サイクルスポーツセンター
- (株)車両スポーツ映像
- (公財)日本自転車競技連盟
- (公社)全国競輪施行者協議会
- (一財)日本自転車普及協会
- (一社)日本競輪選手会
（参照：JKAのHPhttp://www.keirin-autorace.or.jp/about/operation_keirin.html）
結局、管理団体や関連団体、外注費などへのお金がかかるため、還元率は低くなるということです。